「2020 5月年」の記事
「分かる」と「できる」の違いは、あるのか?
みなさんこんにちは。
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
今日は、「分かる」と「できる」は、本当に違うのかについて考察します。
「分かる」と「できる」は、違うんだよ。
数年間、自分の中で、これがキーフレーズになっている時期がありました。
ある一定期間に、数人の口から耳にしたので、当時は、「なるほど」と思っていました。
この言葉は、トレーニングにも当てはまるし、それ以外の事でもかなり重要な言葉のように思えます。
やはり、「分かる」だけでなく、「できる」側の人間になりたいからです。
では、「分かる」と「できる」は、本当に違うのでしょうか?
最近、自分の中で出た一つの答えは、「ノー」です。
この言葉は、
頭は理解しているのに、その通り体が動かない。または、結果が伴わない。
こういった意味で使われるかと思うのですが…
たしかに、「分かってるはずなのに、思った通りにできない。」と感じる事って少なくないかと思います。
筋トレにおいてのマッスルコントロールも、まさにそう感じる事が多いでしょう。
①「パーソナルトレーナーの言っていることすら、ちゃんと意味が分からない。」
から始まり
②「ようやく意味は分かってきたけど、まだうまくできない。」
を経て
③「おっ!これは、初めての感覚だぞ!こういう事だったのか!」
があるわけです。
じゃあ、②の時点が、「分かる」と「できる」の違いじゃないのか?
と、思いがちですが、これは、結局できていない人側の視点です。
③を体感した人には、分かると思うのですが
「おっ!これは、初めての感覚だぞ!こういう事だったのか!」
の後には
「なんだ、思ってたのと全然違ったな。」
「分かっていたつもりだったけど、全然分かってなかった。」
が、続くのではないですか?
という話です。
つまり、やっぱりちゃんと「分かって」たら、もう「できてる」はずなんです。
しかも、できて初めて分かることもあります。
要は、できていないうちに分かっているつもりになってる事は、だいたいなにかズレているという事です。
そして、できるようになった後も
さらに
「おっ!これは、初めての感覚だぞ!こういう事だったのか!」
「分かっていたつもりだったけど、全然わかってなかったな。」
が、無限に繰り返されます。
これが、探求という物です。
トレーニングフォームとは、つくづくそういう物だと感じています。
なので、「分かる」と「できる」が違うと感じているうちは、
分かってるつもりになっている「勘違い」を洗い出す事に留意してみるのは、いかがでしょうか?
新たなヒントが、必ず見つかるはずです。
パーソナルトレーニングのレッスンを受けるという事は、
長く続く探求の道を25年(私自身のトレーニング歴)分ショートカットする意味もあるのかなと思います。
では、今日もワンポイントレッスン
上腕二頭筋の種目をやる場合の意識の仕方です。
以前にも回外するといいですよ。とは書きましたが、もっとダイレクトなお話です。
例えば、二頭の筋肉痛は、どのあたりに来ますか?
自身の経験でも、停止付近。ひじに近い部分に強い筋肉痛を感じる事が多かったです。
あまりにも筋肉痛がひどくて、約2週間ひじがちゃんと伸びなくなった事もありました。
ですが、この停止付近の筋肉痛は、二頭ではなく上腕筋の可能性が高いのでは?と思います。
では、しっかり二頭に効かせるにはどうしたらよいか。
簡単に言うと、腕の中腹部分のいわゆるピークの部分を収縮させるように意識したらよいです。
具体的には、肩鎖関節をしっかり下に下げた状態で収縮をかけると意識しやすいように思います。
今後、取り組む際に、試してみてください。
豊田市、岡崎市でパーソナルトレーニングジムをお探しの方は、是非お問い合わせ下さい!!
肉体改造、ダイエット、スポーツパフォーマンス向上等はお任せください!
愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。
キング・オブ・トレーニング
みなさんこんにちは。
岡崎市・パーソナルトレーニングジム姿、マネージャーの井上です。
今日も筋トレ、ダイエットのワンポイントレッスンです。
スクワットって、「家でもできる筋トレ」の代表格ですよね。
部活やテレビで教わったり、youtubeを見て勉強したり…
椅子で支えながらであったり、100kg以上のバーベルを担いでいたり
レベルも様々ですが、なにかしらのスクワットをやったことがある人は、少なくないでしょう。
当パーソナルジムに来られる方も、
「家で、毎日スクワットやってます。」
とか
「部活で散々やらされました。」
とか
言われるんですが、
実際にスクワットをやってもらうと
「目から鱗です!」
とか
「今までスクワットだと思っていた物は、なんだったんだ!」
などなど
おもしろいように違いを実感していただけます。
まずそもそも
スクワットを膝関節主動でしている人が、あまりにも多いです。
膝関節主動の人は、だいたいこんな感じ。
画像は、膝が前に出て、かかとが浮いているようにも見えるので、問題外ですね。
膝関節が主動になっているかどうかは、動きの話なので、静止画ではちょっと説明できないんです。
膝が出ているかどうかとは、別の観点です。
本来スクワットは、股関節が主動でなくてはいけません。
そして、膝を引っ込めすぎな人もかなり多いですね。
ちょうどこんな感じ
まぁ、スクワットを指導する時は、みんな口をそろえて
「膝が前に出ないように!」
って、言いますもんね。
本質は、そこじゃないと思うんですけど…
上の写真の姿勢だと、骨盤が前傾しすぎて、バーベルを担いだ時に腰に過度なストレスがかかってしまいます。
やはりキング・オブ・トレーニングであるスクワットは、きちんとできるようになってもらいたいです。
追い込みももちろん重要ですが
自分が強度と同じくらい重要視しているのは、快適さです。
「呼吸しやすく」
「ターゲットの筋肉以外は、楽に」
が、キーワードです。
豊田市、岡崎市でパーソナルトレーニングジムをお探しの方は、是非お問い合わせ下さい!!
肉体改造、ダイエット、スポーツパフォーマンス向上等はお任せください!
愛知県東海市出身
トレーナー歴は、1999年から。2002年に憧れだったプロレスラーになり、メキシコ修業を経て、みちのくプロレスや大阪プロレスにレギュラー参戦。
その後オーストラリアとイギリスを主戦場に海外遠征を繰り返したが、結婚を機にプロレスを引退。2足のわらじからトレーナーに専念し、今に至る。
トレーニング歴は、1996年から。
科学的理論と自身を実験台にした経験を武器に、進化し続ける事を信念とする。